今まで4つの店舗でリゾキャバを経験してきました。
場所は沖縄県那覇市、石垣島、香港とメキシコの海外も含めて4ヵ所です。
リゾキャバ以前には北海道のすすきのでキャバ嬢もしていたので、キャバクラの事なら経験豊富な私に相談してください。
働いていたお店の名前は出せませんが、その時の体験談をもとに
「リゾキャバとはどんな感じなのか」
「働く場所の選び方」
を口コミとして載せています。
悪かったことも暴露しているので、ぜひこの体験談を参考にしていってください。
リゾキャバで働いて稼げる平均給料は1ヶ月22万円
どこの地域、店舗で働くかによって稼げる金額は変わりますが、平均月給22万円前後に収まります。
東京のような都会のキャバクラと比べて、リゾキャバのお客様は多くありません。ボトルもバカ高いものより泡盛や地酒を置いてあるので、バックをもらえるお店だったとしても40万以上稼ぐのは難しいです。
リゾキャバは家賃無料、しかも往復航空券も立て替えてもらえます。
私が北海道のすすきのでキャバ嬢をしていた時は、リゾキャバより10万多く稼いでいました。しかし家賃や光熱費、交通費で毎月10万飛びます。
手取りのお給料はすすきの時代のほうが高いですが、手元に残る貯金はリゾキャバでもほとんど一緒になります。
地元キャバとリゾキャバの給料差 | ||
地元 | リゾキャバ | |
勤務日数 | 週6日 | 週6日 |
勤務時間 | 5時間 | 4~5時間 |
月収目安 | 35万 | 25万 |
月生活費 | 10万 | 1万 |
後で詳しく話しますがリゾキャバでは厳しいノルマも無く、同伴も必須ではありません。そんなゆるさから、お店が暇な日は早く閉まって思うように稼げない経験もしました。
もし月50万以上ゴリゴリに稼ぎたいなら、リゾキャバなんてやらずに東京で働いたほうがいいですよ。
リゾキャバはストレスフリーでも平均的に稼げるのが魅力です。
リゾキャバをやってみて分かったこと
実際那覇市や石垣島のキャバクラで働いてみると、地元すすきのと比べて良かったことも悪かったこともありました。良いことが5つ、悪いことは4つです。
デメリット
- 勤務先との相性は働いてみないと分からない
- 虫がデカい
- アルコールの度数が強い
- 日差しが強い
勤務先との相性は働いてみないと分からない
どこでも実際に働いてみないと相性が良いか分からないものですが、リゾキャバは特にこれがデメリットになります。
なぜなら地元や慣れ親しんだ街ではなく、リゾート地で働き始めるから。
例えば宮古島のキャバクラで働いてみても、万が一合わなかったらすぐに帰れません。飛行機の手配から荷物のまとめなど、それらを済ませる必要があります。
私はこのデメリットを、派遣会社を通すことによって解決していました。この派遣会社については後ほど詳しく話します。
虫がデカい
私は虫が大嫌いです。少し潔癖症でもあります。
ずっと北海道で育ってきたので虫とはあまり縁が無く、沖縄でリゾキャバを始めた時はその大きさにびっくりしました。
働き始めは虫に強いお店の人に助けてもらっていましたが、徐々に対策の仕方が分かって1ヶ月後には最低限退治できるようになりました。
沖縄なら虫の動きを止めるスプレー、殺虫剤に置き型の虫除けグッズは必須です。
アルコールの度数が強い
働く地域によって変わりますが、沖縄の泡盛が強烈だったのでデメリットに入れておきます。
お酒に強いほうでも飲み過ぎると二日酔いになるレベル。
ボトルやシャンパンはリゾキャバでもよく出ますが、時々泡盛が入ります。泡盛好きのお客様が来た時はヤバいですね。さすがにちょっとしか飲まなかったです。
アルコールに弱いけど働いている人もいて、頂いたグラスをちびちび飲んでいました。
リゾキャバでもお店によってはお酒を飲まなくても働けるように、配慮してくれるところがあります。飲めない人は必ず働く前に確認しておきましょう。
日差しが強い
沖縄でリゾキャバをしていた時、かなり肌が焼けました。元々白いほうで、キャバ嬢なので日焼けは気になります。
しかしあまりにも日差しが強くて日焼け止めを塗っても効果がありません。
最初は気になっていましたが同期で入った子もどんどん焼けていき、みんな茶色になるので心配無用でした。
以上がリゾキャバのデメリット4つでした。ここからは、5つのメリットです。
メリット
- 本州と比べてノルマが無い
- 拘束(勤務)時間が短い
- 友達を作りやすい
- キレイな自然をすぐ見に行ける
- 明るいお客様が多い
本州と比べてノルマが無い
リゾキャバには月の指名量や同伴日数といったノルマがありません。
私が働いていた北海道すすきののキャバクラはノルマが厳しく、キャバ嬢同士の売上表を更衣室に貼っていました。
これがあるから頑張れた月もありましたが、長くキャバ嬢を経験しているとしんどくなってきます。
そんな時、ノルマの無いリゾキャバは心のオアシスのようで楽しかったです。同伴はしなくてもいいし、ヘアメイクも必須じゃ無いので気楽。
お店が好きで通っていただいているお客様も多く、キャバクラの売上競争に少し疲れていた私にぴったりでした。
拘束(勤務)時間が短い
リゾキャバは通勤時間が数分、同伴は自由でヘアセットも派手なものはいらないので、ふつうのキャバクラと比べて拘束時間がかなり短いです。
また平均8時間働くリゾートバイトの中でも、リゾキャバは5時間程度。ナイトワークに身体が慣れたら後は簡単です。
空き時間はゆっくり休んだり、石垣島を満喫したり、将来の予定を立てたりと有効に使えていました。
友達を作りやすい
リゾキャバをしに来ている女の子同士すごく仲良くなりやすいです。
周りに頼れる人が少ない事や、似たような性格の人が集まってくるからだと思います。見た目やこれからの目標は違っていても、なんとなく心が似通っています。
またノルマが無いからか、キャバ嬢のあいだでギスギスした空気になりません。
リゾキャバの環境は今までで1番親交を深めやすかったです。
キレイな自然をすぐ見に行ける
どこのリゾキャバで働いても、とにかく自然がキレイでした。リゾート地すごい。
特に沖縄は本当に美しくて那覇市1回、石垣島は2回も働きに来ています。
これはもう言葉で語れるものじゃなくて、身体で感じてください。リフレッシュされている感覚を味わえますよ。
ちなみにご飯も美味しくて、もし沖縄でリゾキャバするならぜひもずく天ぷらを食べてみてください。私の大好物です。
明るいお客様が多い
お店にやってくるお客様は地元が7割、観光3割くらいです。
地元の方は根が陽気で、観光の方も楽しみに来ているのでお店全体が明るくなります。
沖縄では指笛やカチャーシー(沖縄の伝統踊り)の合いの手があり、他と比べて独特です。みんなで踊れるので楽しい!
仕事終わりのサラリーマンやストレスの多い経営者の相手をするより、親戚のお兄ちゃんやおじちゃんのような温かみのほうが私は好きです。
気になったのは途中で寝てしまうお客様の多さで、店内だけでなくお店の外でも寝ていることがありました。これは沖縄あるあるらしく、治安が良いからこそだと思っています。
以上がリゾキャバの5つのメリットでした。
リゾキャバの良し悪し | |
メリット | デメリット |
本州と比べてノルマが無い | 勤務先との相性は働いてみないと分からない |
拘束(勤務)時間が短い | 虫がデカい |
友達を作りやすい | アルコールの度数が強い |
キレイな自然をすぐ見に行ける | 日差しが強い |
明るいお客様が多い |
ここからは生活面と出会いについてお話しします。
生活は大変か楽か
全体的にいうとリゾキャバの生活は楽です。
仕事では、地元すすきのでキャバ嬢をしていた時「知り合いに会うかも...」とビクビクしながら働いていました。しかしリゾキャバではまず会わないので安心です。
最初は沖縄の那覇市でリゾキャバ嬢を始め、不安だったので1ヶ月間だけと期間を決めて行きました。結局居心地がよくて延長し、4ヶ月住み込みました。
休日は、のんびり過ごすことが多かったです。
溢れる大自然が本当に魅力で、下まで透き通っている海や西海岸に沈む大きな夕日など...何回見ても感動します。散歩が好きになります。
たまに船を出してもらって近くの離島に行ったり、お店の女の子みんなでダイビングに連れて行ってもらえていました。
日常生活でも、不便だったことはありません。
お店の女の子が使っていい車もあって、予約してガソリン代だけ払えば好きなだけ使えます。
生活用品や食材の買い出しを休みの日にまとめて行っていたのですが、スーパーやドラッグストアの品揃えも充実しており、よほどのこだわりがない限り何でも揃います。
1つだけリゾキャバをしていた大変だったのが、体調管理です。
元々北海道民の私にとって沖縄の気候は真逆で、慣れるまでは体調を崩しやすかったです。
またアルコール度数の強い泡盛を飲む機会が多いので、飲むペースに注意してください。休日は意識して休肝日を作って体調を整えていました。
出会いはあるか
地元の人はもちろん、リゾートバイトでいろいろな地域の人が集まってきています。なので出会いは普段より多くあります。
またリゾートバイトで来ている人たちとは似たような境遇で仲良くなりやすく、関係が発展しやすいです。
私はレストランや旅館等で働くふつうのリゾバと違ってリゾキャバだったので、そんなに出会いは期待していませんでした。しかし、意図せずよく行っていた居酒屋の店員さんと良い関係になりました。
リゾキャバも意外と出会いが多くあります。
その店員さんとは休みの日に何度か遊んだりしましたが、お互いリゾートバイトで来ていたため契約期間の終わりがやってきます。延長して残るか、他の場所に行くのか、地元に帰るのかを決めなくてはならないのが少し辛かったです。
最終的には、私がほかのリゾートバイト地に行ってみたかったのでハッキリした恋愛まで発展せず、沖縄を離れてしまいました。ただ今でも連絡を取り合っており、良い関係です。
彼は今も沖縄で働いているので、今後訪れた際には会いたいと思っています(小声)。
出会いの中でも恋人だけじゃなく、友人も自然と増えてきます。
お店で働いていた子と仲良くなり、一緒に台湾旅行に行ったりもしました。出会ってから3年以上経ちますが、今も年に一度は会います。
リゾキャバ(ナイトワーク)の仕事一覧
リゾキャバの仕事一覧
- キャバクラ → 1対1でお話し
- ラウンジ → 大人数でお話し
- スナック → ママのお手伝い
- ガールズバー → カウンター越しの接客
私は北海道と石垣島、香港とメキシコでもキャバクラで働いたことがあります。
また沖縄の那覇市ではラウンジで働いたり、石垣島でガールズバーの経験もしました。
どの仕事をするかで選ぶより、どんなお店の雰囲気で働きたいかで決めるのがおすすめです。同じ職種でもお店によってお客様の趣向や性格が変わってくるので、私はいつも派遣会社に相談して決めています。
他の仕事も見てみる?
ここまでこの記事を見てくださって、ありがとうございます。
ここからはどこで、どんなお店でリゾキャバをするか決めるアドバイスをします。
もうリゾキャバへの興味が全く無くなっていたら読まなくて大丈夫です。まだ気になっていたら、ぜひお時間をください。
もし迷っているなら、リゾキャバが出来るうちにやってみてはいかがですか?年を取ったり結婚したら簡単に始められませんし、一度はやってみる価値がありました。
さて、まずはどこでリゾキャバをするかの話をして、その後働くお店を選ぶコツをお教えします。
リゾキャバをするならこの場所がおすすめ!
実はリゾキャバを募集している場所はそんなに多くありません。全部で10ヵ所くらいです。
どの都道府県も離島で募集しており、場所は違えど環境は似ています。
求人が豊富なのは沖縄で1番人気ですね。
私がリゾキャバするならおすすめしたいのも沖縄です。選べるお店の種類が多いので、自分に合った店舗が見つかりやすいからです。
現在募集中のリゾキャバ求人を見てみる
現在募集中のリゾキャバ求人
リゾキャバの求人はリゾートバイトの派遣会社で手に入れたほうがいい
ふつうに考えると派遣より、中抜きの無い直接雇用のほうが待遇は良いです。
しかしリゾキャバに限っては逆で、派遣のほうが待遇は良くなります。その理由は人件費が変動費になるから。良い人材を見抜く手間が減ったり、繁忙期だけ人を増やせるメリットがあります。
私たちリゾキャバをする側にとっても派遣雇用なら...
- お堅い面接も履歴書もいらない
- 働く前から派遣先について中立的な情報を教えてもらえる
- 時給交渉のおかげでしっかり稼げる
- 社会保険完備
- 店側とトラブルが起こったら助けてくれる
- お酒を飲めなくても大丈夫なお店か分かる
これだけメリットがあります。
例えば、派遣会社グッドマンサービスからはこんな求人票を事前に見せてもらえます。以下は旅館仕事の求人ですが、同じようにリゾキャバも詳細を教えてくれます。
私自身も今まで直接雇用でリゾキャバをした事は1度もありません。それは直接雇用で働くメリットが無いからです。
万が一ブラックな派遣先に当たっても、第三者として派遣会社は助けてくれます。
もちろん派遣会社はオンラインで全国どこからでも相談出来ますし、完全無料です。
リゾキャバ嬢がやっている手順まとめ
- いくつかの派遣会社に登録する
- 各派遣会社から求人票をもらう
- 求人票を見比べて、お気に入りを5つ以内に絞る
- それぞれのお気に入りの求人票についてより詳しく聞く
- お気に入りの求人票を1つに絞る。すべて微妙なら②に戻って希望を見直す
- リゾートバイト先決定!
実は、ネットに載っているリゾキャバの求人は見ていません。
理由はすでに人数が埋まっていたり人柄の合わない派遣先の可能性があるからです。
かしこいリゾキャバ嬢はネットに出回らない非公開案件があるのも知っているので、派遣会社の担当者がくれる求人票を集めています。
個人的におすすめの派遣会社はグッドマンサービスです。2回目のリゾキャバ以降ずっと使っていました。
派遣会社から求人票を見せてもらう↓
※リゾキャバの仕事は「グッドマンサービス(リゾートバイト.com)」「ヒューマニック(リゾバ.com)」の2社のみ取り扱っています
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