寮に住み込むリゾートバイトの持ち物は、何をどのくらい持っていけばいいの?
荷物をたくさん持っていくとスーツケースに入らず、少なかったら派遣先に着いてから困るんですよね。リゾートバイト地で買えばいいと思って手荷物を極力少ないミニマリストで行くと、スーパーやコンビニの生活用品が売り切れていたことも...。
そこで、プロのリゾートバイターがリゾバの持ち物をまとめました。絶対に用意しておくべき必需品、あったら助かる持ち物、持っていったけど要らなかったお荷物の3パターンに分けて伝えています。また、雪の積もるスキー場や沖縄の海の家、仲居をする旅館特有の準備物も載せていますよ。
この記事さえ見ればもう、リゾートバイトで揃えるものを考えるのに頭を抱えなくて済ませます。もし内容を見てもモヤモヤしていたら、最後のコメント欄に質問をしていってくださいね。準備の良いやつはモテる。
※1週間以内のリゾートバイトは洗濯をせず、着替えを大量に持っていくことも可能です。1ヶ月や3ヶ月以上のリゾバは生活用品もすべて必須!
絶対に用意しておく必需品
このリストに載っている荷物は、必ず派遣先に持っていくように!!リゾートバイトが始まってから後悔しても遅いので、気をつけてくださいね。
リゾートバイトの必需品
※()内は説明
- 現金3万円(派遣先で観光をしないなら2万円。大金を持つと盗難があった時に困るから少なめに)
- 印鑑(安物のシャチハタと実印の2つ。現地で書類を書くときに必要)
- 保険証(もし現地で病院に行くことになった時、保険証がなかったら全額負担になる)
- あればパスポート(派遣先からそのまま海外に行けるかつ、身分証明書にもなる。持っていなければ不要)
- 5日分のインナーシャツ、靴下や下着といった肌着(繁忙期は忙しくて毎日洗濯する余力が残っていない場合もあるため多めに)
- 2着分の寝間着と部屋着
- 2着分の休日の私服(おしゃれをしたくても5着以内。6着以上は使いきれず、ほぼ100%お荷物になる)
- リップ(接客の身だしなみ)
- 髭剃り(同上)
- 爪切り(同上)
- 整髪剤(同上。短髪なら不要)
- 歯ブラシと歯磨き粉(現地で売り切れてたら困るため必需品)
- 洗濯洗剤(現地で売り切れてたら困るため必需品。かさばらないジェルボールがオススメ)
- 大中小3種類の洗濯ネット(衣服の色移りや型崩れを防ぐ)
- トイレットペーパー1個(現地に備え付けが無かった時のために1個持参)
- ハンガー3個(同上のため3個持参)
- 洗濯ばさみ6個(同上のため6個持参)
- 袋ティッシュ(箱ティッシュ持参はスーツケース内の幅を取ってしまうため、向こうで箱ティッシュが手に入るまで袋ティッシュ使用)
- バスタオル1枚(1枚だけだと雨の日に乾かない。バスタオルもデカいので、カバンに空きスペースが無かったらもう1枚は現地で買う)
- タオル2枚(手洗い、お風呂マット用)
- ハンドタオル2枚(職場、旅行用)
- 掃除用具一式(持って行かないと汚い部屋だった時に終わる)
雑巾
コロコロクリーナー
ブラシ
激落ちくんの小さいスポンジ
除菌シート
カビキラー
パイプユニッシュ
トイレの洗剤 - 雨具(折り畳み傘よりカッパのほうが手が空いて便利)
- 薬類(例:風邪薬、痛み止め、酔いどめ、胃腸薬)
- 絆創膏(慣れない革靴、草履の靴擦れにバンソウコウが使える)
- 3色ボールペン(仕事のメモに使う)
- メモ帳(同上。仕事によっては覚えることが多いので、3冊あると困ることはない)
- 充電器(備え付けの充電器があったことは一度もないため必需品)
- VISAのクレジットカード(給料日までにお金が足りなくなった時、移動時の飛行機支払い時に使う。安い航空会社はVISAしか対応していない事もある)
※派遣先に着いてからクレカを発行しようとすると、住所が一致せず受け取れない事がある。なので出発前に作っておく
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女性の必須道具
このリスト内は、女性特有の必ず持っていく持ち物をまとめたものです。
- 化粧品
- 日焼け止め
- 生理用品
- ヘアゴムとヘアピン
- 折りたたみ鏡
- トリートメント
- ムダ毛処理シェーバー(脱毛器)
- ブラシ
- ヘアアイロン(使わない人は不要)
- メディキュットのような着圧系ソックス(立ち仕事はむくみやすい)
寒いリゾート地(雪山やスキー場)の場合
冬の時期、北海道や山奥のように、気温が0℃以下になる派遣先に必要なものです。
- 気持ち多めの防寒具(フリース2枚重ねで寝たり、電気毛布を被ってやっと温かいレベル)
- 手袋
- カイロ
- 使う人はスキー、スノーボード用品
暑い派遣先(海の家や沖縄)の場合
夏の時期や沖縄のように、気温が25℃以上になる派遣先に必要なものです。
- ムヒ(蚊の量がすごく、ボリボリ掻いてたら肌が荒れて後悔する)
- 使う人は海用品
- 使う人はサーフィン用品
旅館(仲居)のような特殊な職種の場合
職種によって変わる必要な持ち物は、派遣会社からもらえる求人票に書いてあるもの。場所によっては革靴やネクタイだったり、ワイシャツを持参することもありますよ。
特に仲居業で使う着物や足袋はだいたい派遣会社、もしくは派遣先の旅館から貸してもらえるんです。なので安心してリゾートバイトに参加できました。
あったら助かる持ち物
このリストに載っているグッズは絶対に必要なものでは無く、リゾートバイト中に使いそうなら揃えるもの。あなたにとって要らないもの、要るものを見分けて持っていくといいですよ。
リゾートバイト中にあったら助かる持ち物
- 手土産、地域限定のお菓子(人間関係の潤滑油。すぐに良い印象を与えられる)
- トランプ(同上)
- 使い捨てフォーク、スプーン、割り箸(お気に入りのマイフォークがあれば持って行ってもよい)
- 殺虫スプレー(蚊やハエといった細かい虫用)
- ゴキジェット(虫嫌いなら必須。もし出なかったとしても、持っているだけで安心感が違う)
- バルサン(部屋の虫を一掃する。現地に着いて荷物を広げる前に焚いておく:バルサンの使い方)
- クロックス(従業員食堂にご飯をもらいに行く時やホテルの温泉を借りるとき、毎回靴を履くより何倍もラクチン)
- ドライヤー(現地に備え付けていることが多い...しかし、風量が弱すぎる。無くて新しく買うのは高いから持参すると安く済む)
- シャンプーとボディソープ(派遣先のお風呂にもよく置いてあるが、安物でキシキシする)
- 保湿クリーム(食器洗いの仕事がありそうなら必須。保湿しなかったら鬼のように手が荒れる)
- ファブリーズ(雨が続く日や、すぐに除菌しておきたい時に使う)
- 洗濯用バッグ(自室に洗濯機がない場合、外のコインランドリーや共同洗濯機を使うことになる。その時洗濯物を持ち歩くのに便利)
- 耳栓(隣の住人がうるさかった時の緊急対処用)
- 目覚まし時計(どうしてもスマホのアラームだけで起きられないなら必要)
- 懐中電灯(田舎の夜道はビビるほど暗い。夜に出歩くならスマホのライトじゃバッテリーが足りなくなる)
- 小さなトートバック(仕事場や休日用)
- リュック(同上)
- 自転車(リゾート地のサイクリングは最高!車があれば不要。自転車は帰るまでにメルカリで売ると荷物にならない(すぐに出品しておき、説明欄にリゾートバイトが終わる前「〇日に発送します」と記載する))
- タコ足配線(コンセントの数が1つや2つしか無かった時に終わるため)
- 延長コード(寝床から遠くにしかコンセントが無かったり、くつろぐ場所の近くで充電できない部屋もある)
- Wi-Fi(動画を見るなら必須。とにかく田舎でも電波が届き、かつ解約縛りのないものを選ぶのが重要。縛りなしWi-Fiがおすすめ)
- パソコン or iPad(iPadならカメラ代わりにもなる。カメラ機能がいらなかったらパソコン推し)
- Amazonプライムビデオ(アニメやドラマ、邦画も洋画も見放題!Amazonの即日配送も使えるため、現地に着いてから荷物を買い足すのも便利)
要らなかった準備物
このリストに載っているリゾバアイテムは、持っていって後悔したものです。ムダに荷物を増やして苦しい思いをしたくないなら、これらの物は持って行かないように!!経験者は語る...。
リゾートバイト中に要らなかったもの
- 本、マンガ(カバンの場所取り過ぎ問題。本やマンガを読むなら、電子書籍のKindle端末を持ったほうがよい)
- 音響機器(例えばBOSEのスピーカー。個室寮でも隣に人が住んでおり、ほぼ確実に騒音問題で使えなくなる。使えなくなったらただの重たい荷物)
- ふりかけやインスタントラーメン(特にインスタントラーメンはかさばるので現地で買うと楽々)
- 自分用のおやつ(同上。地域限定のお菓子は派遣先に売っていないので持っていく)
- 腕時計(実際持たなくてもいけるので、必要ではない。ファッションに使うなら持っていく)
- オンライン英会話の契約(派遣会社(アルファリゾート or ハッシャダイリゾート)なら無料で提供してくれる)
- ポータブルプレーヤー(DVDや音楽にしか使えず、リゾートバイト中しか使わない。無駄金になったのでパソコンかiPad買ってしまったほうがコスパ高い)
現地に着いてから買っても間に合うもの
ココに載っている持ち物は、派遣先に到着してから購入するものです。もし備え付けのものがあれば買わなくていいもの!寮に着いて、あるかないか確認してから買うと節約できますよ。
リゾートバイト地に着いてから備え付けが無かったら購入するもの
足りなかったときに買い足すもの
ここに載っている物は派遣先に着いてから確認して、数が足りなかったら買い足す持ち物リストです。
スーツケースの大きさはLサイズの80ℓが便利でおすすめ!
リゾートバイトに持って行くスーツケース(キャリーバッグ)の大きさは、利便性に大きく関わってきます。種類は10ℓ~100ℓ、数字が大きいほどたくさん荷物の入るキャリーケースです。
おすすめはLサイズの80ℓ!8泊分の大きさ。これなら夏服と冬服も一緒に入るし、本や毛布だって入りますよ。今後海外に行く予定があるなら、旅行や留学にも持っていけるスーツケースなんですよね。
見た目が可愛いのは40ℓ付近のキャリーケースなんですが、正直リゾバには向いてないです。もし現地に着いて必需品が足りず、荷物を段ボール郵送するなら送料がかかります。スーツケースが小さいほど荷物を減らしがちなので、後から後悔しやすいんです。
Lサイズのでかいスーツケースならいろんな場所でも使えるし、新しく買う価値はありましたね。
→便利だったLサイズ(80ℓ)のスーツケース(楽天に飛びます)
※どうしても楽天にしか売っていなかったので、スーツケースだけはAmazonではなく楽天市場に飛びます。
ちなみにバックパックやボストンバッグは、80ℓのキャリーケースに入らなかった時用に置いておくと便利ですよ。リゾバに大きめのバッグを1つ持って行っておけば現地の観光に使えたり、帰りのお土産入れに活用できました。
どうしても荷物が多いなら派遣先に段ボールで送る
それでも荷物が多かったら最後の手段!リゾートバイトで働く現地に段ボール郵送しましょう。貴重品は盗まれないように手荷物で。
段ボール郵送は1000~2000円、どこからどこに送るかによって送料が変動します。
郵送時の注意点
- 伝票の氏名欄に自分の名前と派遣会社名(例:アルファリゾート、アプリゾート、グッドマンサービス、ヒューマニック)を記入する
- 元払いで送料を支払う
派遣会社名も記載しておけば、派遣先の方がお客様のものと間違えません。なので配送ミスを防げます。
また、着払いではなく必ず元払いに!万が一着払いにしたら、これから一緒に働く派遣先の方に払わせてしまうことに...。会う前から印象ガタ落ちになるので注意!
初日の服装は清潔感のある普段着を着る
リゾートバイト先に到着した最初の日に着る服装について!
とにかく清潔感が出ていれば、初日にどんな服を着ていっても大丈夫ですよ。スーツだろうとオシャレな服だろうと、何でも着ていいんです。
初日は服よりもあいさつを出来るか出来ないか、ここが1番重要。あいさつをしておけば印象が良くなりますから。
もし初対面の人にあいさつするのが苦手だったりもっと仲良くなっておきたいなら、最初に手土産を渡すのをおすすめします。あなたが住む地域限定のお菓子を渡せば、すぐに打ち解けられます。正直あいさつよりも効果がありました。
最後に、リゾートバイトの荷物チェックリストを置いています。このリストを見れば持って行くもの、持って行かないものを一目で判断できますよ。
→リゾートバイトの荷物チェックリストを見る(印刷可能)
もし何かモヤモヤしている事があればコメントしていってくださいね。リゾートバイトの予定に間に合うように、なるべく早く答えます。
コメントありがとうございます!